お世話になっております。
沖縄で中古不動産を扱っている株式会社イエカリヤの西島です。
今朝の天気予報で北海道の最高気温が21度となっていて、衝撃を受けました。
いつも思うのですが、沖縄は特段暑いとは思わないんですよね。
40度近くなんて中々ならないですし。ただ、暖かい期間が長いだけ!!
そして、この時期は台風シーズン到来です。特に9月は多いですよね(;´・ω・)
昨年の台風24号で改めて家は鉄筋コンクリート造が良い、と思った方も少なからずいらっしゃるかと思います。
|●戦後の木造住宅
沖縄では戦後アメリカ軍の建てた木造住宅(2×4)は台風に持ちこたえることができませんでした。
その為、RC造(鉄筋コンクリート造)にシフトチェンジ。
そこから、沖縄では木造住宅は向いていないとRC造の住宅が増え続け、
その考えは子・孫に受け継がれました。
かく言う私も不動産会社に入るまでは、木造住宅は沖縄では無理なんじゃないの、と思っていた一人です。
|●小話~沖縄の瓦屋根は飛ばされないの?~
台風銀座の沖縄で瓦屋根が飛ばされない理由は何と言っても漆喰のおかげ。
平たい瓦の女瓦(ミーガーラ)を先に葺き、そのあとに丸い瓦の男瓦(ウーガーラ)のを葺きます。その際に瓦が飛ばされないように漆喰で継ぎ目を固めていきます。
凄い、凄いよ漆喰。台風に耐えれる強度を持つなんて。
|●現代の木造住宅
現代の工法は戦後の間もない頃よりも格段に改良され、耐久性も格段に上がっており、白蟻の被害もベタ基礎というコンクリートを床全体に打って作る基礎で侵入を防ぐことができます。
そして、何よりも安い。RC造が坪単価60万~100万円程度なのに対し木造は40万~70万円程度と低コストで建てることができます。
また、※住宅性能評価を受けた、住宅は地震保険などの割引もあります。
※住宅性能評価・・・住宅の性能を数値化したもの。
|●木造住宅と火事
『じゃあ、火事はどうなの!!』
そうですね、火事に対してはRC造に比べると燃えやすいと言わざるを得ません。
木造のデメリットです。しかし、RC造が燃えないのかというと、そのようなわけではなく、延焼をいかに抑えることができるのかという違いです。
しかし木造も外装に防火サイディングを用いたり、防火戸をつけることによって延焼を防いでくれます。
ほとんどの火事は家の中から起こることでしょう。RC造であれ、木造であれ、家の中に置くものは燃えやすい物が多いです。
火事を予防することで、木造でも安心して過ごすことができます。
RC造が良いか悪いか、木造が良いか悪いかではなく、それぞれのメリット・デメリットを鑑みることも大切ですね。
木造にしてコストを下げ内装を凝るのも良し、RC造でしっかりとした耐久性・耐火性・防音性・気密性を選ぶも良し。
ライフプランに合わせた、家選びは人それぞれです。
しかし昔からのイメージで頭に残っているひと昔前の木造建築と
今の木造建築は違うんだということが少しでも伝われば幸いです。
株式会社イエカリヤでは土地・戸建・マンションの売買を承っております。
また、売ることにためらいのあるお客様にはサブリースもご提案しております。
いつでもご相談承ります。お気軽にご連絡ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております(*’ω’*)(*’ω’*)(*’ω’*)(*’ω’*)(*’ω’*)