沖縄県内で約1500社以上もある不動産会社の中から、弊社のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます!
せっかくのご縁なので、私たちの不動産に対する気持ちをお話させてください。
●不安の正体
初めまして株式会社イエカリヤの當間と申します、弊社は2018年5月に沖縄市住吉にて宅地建物取引業者として許可を得た法人です。
イエカリヤを設立する以前にも不動産業に6年間携わっており、数多くのお客様とお話させていただきました。
その中でも契約を希望されている方が最後にぶつかる悩みが、「本当にこの物件を買っていいのか?」です。
いくら立地が良くても、いくら金額が妥当でも、いくら不動産業会社が調査をしてくれても、この不安ばかりは決してぬぐえるものではありません。
この不安はどこから来るのでしょうか?
もちろん不動産を手に入れるための金額が高額なのも大きな要因です、しかし、最近ではローンを組めば賃貸と変わらない金額で買い取ることもできます。
では、毎月の支払いは変わらないのに賃貸よりも売買するときの方がプレッシャーが大きいのはなぜでしょう。
それは、一生この物件に住むという未来への覚悟が必要だからです。
もちろん賃貸でも年単位で暮らすことになるので、慎重に選ぶとは思いますが、売買の時とは比べ物にならないと思います。
「いつかこの家を出ることになるかもしれないし、多少お金はかかるけど引っ越そうと思えば引っ越せる。」
という思いが無意識にあります。
それに比べて、日本では手に入れた家で暮らし続けるという価値観の方が多いので、どうしても言いようのない不安が付きまといます。
人間は賢い生き物なので、未来のことについての不安に対しても反応してしまいます。
・住宅ローンはちゃんと返せるのか。
・他にもっといい物件は無かったのか。
・近隣住民と上手くいかなかったらどうしよう。
など、考えだしたらきりがありません、ここまで聞くと
「それなら、賃貸でいいや・・・。」
と感じる方も多いと思います、もちろん、その選択肢もありです。
しかし、不動産を取得した時のメリットもあるのでそこにも注目してきましょう。
●持ち家にした時の3つの自由
先ほどは悪い面ばかり書きましたが、住まいを自分のものにした時の良いところもたくさんあります。
まず、1つ目は家自体に対する自由です。
法令やマンションの規約に反しない限り内装や間取りを自由にいじることができます、賃貸の場合と比べて段違いです。。
最近はDIY可物件も増えていますが、まだまだ少ないですし、「自分の家でもないのに、お金をかけるのはちょっと・・・」という方も多いのでなかなか難しいのが現状です。
それに比べ、自分の家であれば部屋に手をかけたとしても、基本的には資産価値が上がることが多いので、気兼ねなくいじれますね。
2つ目の自由は、返済による住居費の自由です。
賃貸であれば20年だろうが30年だろうがお金を払い続けても、家が自分のものになることはありません。
自分の所有であればローンを終えると完全に自由になります、今で支払っていたお金で旅行に行ってもいいし、なんなら老後に向けて投資用物件を購入する事だってできます。
投資に絡めて言うと、2世帯住宅などを購入すると、一か所を人に貸して住宅兼投資物件にすることもできます。
かく言う私もこの方法で住宅を購入しました、賃料をいただけるのでローンの返済に充てることができ、住宅用としてだけ使うよりもはるかに楽に返せています。
3つ目の自由が今回の内容で一番お伝えしたいことです。
それは、「売る自由」です。
「そりゃ、買ったのだから売ることができるのは当たり前でしょ。」
とお思いになりましたか?
言葉にしてみれば当たり前のことですが、物件を探しているときに「売る」ということを考えながら見ていましたでしょうか?
不動産を投資として考えている方は「出口戦略」といって売却することを見据えて精査しますが、住居用として購入を考えている方はこの意識が薄いことが多いです。
売買という単語は、「売」という字が先に来ています。
もちろん、売る人がいないと買う人がいない、という意味もあると思いますが、「売ることを見据えて買う。」という解釈も面白いではないでしょうか?
もし住んでみて「この物件は違うな。」と思ったら売却して別の物件に住んでもいいですし、やっぱり賃貸が良いなと感じたらそれでもいいと思います。
●じゃあ、どんな物件買えばいいの?
弊社がおススメするのは、断然中古物件です。
どうしても日本は初物相場というものがあり、新品の状態の価値が高いんですよね、中古になった瞬間価値が落ちるといってもいいかもしれません。マグロの初セリでびっくりするような金額が出てきますよね。
不動産も同じで新築時から10年経つくらいまでは売却価格の下落が大きい傾向にあります。
もちろん、年数が経つほど売却価格は下がりますが、築15~20年くらいから下落率が緩やかになっていきます。つまり、購入した時と売却するときの価格差が小さいということですね。
ですので、金額次第では、ローンの残債を払っても手残りが出る可能性もあります。
さきほど、言ったように日本ではまだまだ家を買うなら新築とお考えの方が多いですね。
もちろん、手垢のついていない家は清々しい気持ちで住むことができますし、業者の担保責任も長くメリットも多いので良いものだと思います。
この辺りは人それぞれの感覚なのでどちらが良いというわけではありません。
ただ、選択肢として「売却を見据えた購入」があるということを知っているだけでもあの言いようのない不安が少し晴れたような気がしませんか?
「いざとなれば、売ればいい。」です。
●本当に損しない金額で売れるの?
「売ることを前提に買う物件を探すのはわかったけど、本当に損しない金額で売れるの?」
と考えた方も多いと思います。
これに関してはすみません、「どちらとも言えません。」
無責任に感じたでしょうか?
おそらく、中古物件を買ってからお客様がお売りになるまでの期間は数年経つことが多いと思います。
そして、不動産の相場は誰でも100%言い当てることとは不可能だと思っています。
・オリンピック終了後、相場が下がるかもしれない。
・沖縄はオリンピックの終了には関係ないかもしれない。
・県外からの移住者が多くなって、相場が上がるかもしれない。
・マンションの建設が多くなって供給過多になるかもしれない。
パッと思いつくだけでも、これだけのコントロールできない要因が出てきます。
ましてや災害などは神様でもない限りは予測することはできません。
もちろん、これから「こうなるだろう。」という見通しはありますが、「絶対にこうなる。」なんて言うことは口が裂けても言えません。
ただ、物件をより高く売る方法は経験から知っています。
つまり、自分でコントロールや予測できない要因は置いておいて、所有している物件自体の価値が上がるようにできるアドバイスなら可能なのです。
一つ一つのテクニックをお話しすると大変なことになるので、ひとつだけ重要な心構えを言うならば。
「売るつもりで住む。」
ということです、なんだかんだで同じような結論にたどり着くのですが、「釣った魚に餌をやらない。」的に購入した家のメンテナンスをされない方が多いんですよね。
おそらく、多少傷が付いたり汚れたりしても、「どうせ見るのは身内だけだし。」という意識があるので段々先延ばしにしてしまうのかもしれません。
そうすると一事が万事で、他の個所の劣化も目に入らなくなり、よくない状態のお部屋になってしまいます。
この意識を少し変えて、「いつか誰かに売るのだから、資産価値を減らさないように。」という考えをすれば自然と行動が変わってきます。
とはいってもその都度、リフォーム業者を呼べと言っているわけではありません、網戸が破れたら張替えをする、大掃除の時に今まで以上に気合を入れるとか、それくらいでかまいません。
人間って自分が手を施したものほど愛着が湧くんですよね、すると、どんどん家が好きになり、これまでよりも何かしたくなります。
そんなタイミングでDIYに手を出してみるのもいいかもしれませんね。
つまり、
売る意識で住む→少しだけ手を入れる→家に愛着が湧く→さらに手を入れる→売却時の価値が上がる→次の選択へ
でもいいですし、
売る意識で住む→少しだけ手を入れる→家に愛着が湧く→さらに手を入れる→理想の暮らしに近づいてその家に住み続ける
でもいいのです、不動産を購入することの目的はあなたが生活に満足することなのですから。
このページで一貫してお話したかったのは、不動産の購入の先に売却という選択肢があるということと、それを意識した生活をすることで人生の幅が広がるということです。
P.S
不動産は専門用語も多く、とっつきにくい面もあります、弊社では様々な情報をなるべくわかりやすくブログ形式で投稿していますのでお気軽にご覧下さい。
今はいい時代で、ブログのコメントやライン・メールなどでもお問い合わせを受け付けております。
普段使っていないアドレスでもいいですし、本名じゃなくても構いません、しつこいと思ったらブロックだって簡単にできます。
「他社が出しているあの物件ってどう?」こんな質問でも構いません。
あなたのより良い人生のために是非弊社をご活用ください、あなたの疑問や悩みに対する回答が他の誰かを救うかもしれません。
30代くらいになると周りも家を買う人が多くなって焦るかもしれませんが、「みんな買っているから」と流れで購入せず、しっかりと先を見据えて納得したうえで購入してください。
某漫画でいうところの、「納得はすべてに優先する。」です。
長文になりましたが、最後まで目を通していただき重ね重ね感謝いたします。
あなた様が納得できる物件を提供することができる日を、社員一同楽しみにしております。
●2019年10月1日追記
売却専門サイトを立ち上げ、コンテンツの中に購入希望者一覧という項目を設けました。
売却をお考えのお客様には
「買う人がいるなら売ってもいい。」
というスタンスの方もいらっしゃいます。
もし、あなた様の希望条件と一致していた場合、市場に出ていない情報を得られることになりますので是非、お客様のご希望を教えてください。
[contact-form-7 id=”425″ title=”希望物件”]
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