いつもお世話になっております、沖縄で中古不動産を扱う株式会社イエカリヤです。
お客様から不動産関係のことについてお問い合わせを頂くことがあります、もちろん自分が知らない事柄についても聞かれることもあるので、専門家の先生や不動産業者仲間に確認することもよくあります。
しかし、前提知識が無い状態だと話の核心がボヤけることが多いので、事前に情報収集してからにしています。
今の時代だとネットが最も気軽に調べられますが、情報に誤りがあったり古かったり、一側面からの論点しかなかったりで100%信じることはできません。
そんな時に頼りになるのが今回ご紹介する本です。
●不動産トラブルの辞書
タイトルとおり、不動産取引に関するトラブルの事例から解決の方法までが丁寧に解説されています。
ただ単に過去の判例が載っているだけでなく、実務上どういった対応をした方がいいのかという所まで詳しく書いているのが嬉しいですね。
しかも、法律が変わるたびに差し替えしに来てくれるので最新の状態を保てます。
最初の章の辺りは、よくある事例が多いので不動産投資をこれから始める方の実用書としても有用です。
処分禁止の仮処分の件は以前掲載しましたね、あの時は手引きが無かったので色々と調べましたが、この本を見てみると解決までの糸口が一発でわかりました。
●丁寧なだけに膨大
詳しく書かれているだけあって、一つの案件に関しての情報量は多いです。
A4で1000ページ余りあり、約6センチも幅があります、まさに辞書ですね。
しかも手引きが2冊に加え契約作成マニュアルと実務マニュアルと合計すると、計4冊を購入しました。
今回は見送りましたが、税務面の本もあります。
不動産業界に入ったばかりの時は、あまりの情報量に手を付けられなかったのですが、いま見てみると、むしろ面白いくらいなので年末年始を利用して読破してみようかなと思います。
●まとめ
- 新しく不動産を始める方におススメ
- 最初は網羅ではなく、案件が発生するたびに調べていくのが良いでしょう
- 差し替えもあるので法律が変わっても安心