いつもお世話になっております、沖縄の中古不動産リノベーションでワクワクを増やしたい、株式会社イエカリヤ代表の當間です。
不動産をお探しの方はたまに宅建業者から
「広告に出せない(出していない)情報があるので見てみませんか?」
というお誘いを受けることがあると思います。
そこで、こんなご質問をいただきました。
●ケース1、近所に不動産売却をバレたくない
これは売主側が「ネット広告しないでください。」「広告は出さないでください。」と不動産会社にお願いしているパターン。
ローンの支払いが苦しくて売却を検討していたり、経営不振になっている会社が売りに出すときに多いですね。
いくら売れたら引っ越すとはいっても、売却までの期間中は近所付き合いをしなければなりませんし、会社の場合は倒産などを噂されたりするので、なるべく人の目に触れないように売りたい方がこういった要望を出します。
このケースだと購入を検討している方にとっては普通の売買と変わらない感じで契約・決済まで進めることができます。
●ケース2、買い手がいたら売ってもいいけど・・・
これも売主さん側の要望です。
「これくらいの金額で売れたらいいけど、仰々しく出すほどでもないかな。」
「色んな会社とやり取りするの面倒だし、とりあえず知り合いとかにお客さんいたら売ってもいいよ。」
というスタンス。
ケース1の様に切羽詰まってはいませんが、その分売る気も少ない感じです。
●ケース3、本当に契約できるか不確定
例えば、まとまった借地の物件を売ろうとしたとき、上物があった状態だと売買金額はどうしても下がってしまいます。
そこで建物の所有者と交渉して退去してもらうことになるのですが、こういった相談は時間がかかってしまいますし、退去後のお住まいなども見つけないといけないので一概に「この日までに確実に!」とはいかないことがあります。
そのような状態で広告をだしてしまうと非常に不安定なので水面下での情報として取り扱われたりします。
こういう物件は掲載されるまでに時間がかかるため、一般公開される前に決まることが多いです。
いわゆる掘り出し物といわれる物件は、こちらのケースによくあります。
●ケース4、レインズに登録するまでの期間
売主さんが特定の仲介会社を通す専任や専属選任契約の場合、その仲介会社はレインズという不動産会社専用の物件閲覧サイトに登録しなければいけません。
契約をしたらすぐにこのサイトに載せないといけないという訳ではなく、専任の場合は契約した翌営業日から7営業日以内、専属選任は5営業日以内と決まっています。
ですので、資料作成等と同時に条件があったお客様に直接連絡し、早く売れるように働きかけるのです。
こういった情報を多く持っている会社と付き合いがある方はラッキーですね、ネット広告やレインズに乗れば競争になってしまうのでいち早く内容を見られることは相当なメリットになります。
●ケース5、不動産会社が囲い込みしている
これは最悪なパターンです、本来であれば売主さんの物件を早く売ることに尽力しないといけない不動産会社が、自分の手数料を多くもらいたいが為に情報を隠しているケースです。
買主側からすればケース4と変わらないですが、売主側としては溜まったもんじゃないですし、囲い込みをするような会社なのでトラブルも怖いですね。
囲い込みに関して対策などを知りたければコチラ
●まとめ
・一言に非公開物件・ネット広告不可と言ってもいろいろなパターンがある
・「非公開物件・ネット広告不可=怪しい」ではない
・特にレインズに登録するまでの間の情報には大きな価値がある
「沖縄で中古物件の購入を考えているけど何から始めたらいいかわからない。」
とお考えの方は
の記事がおススメです。
●売却専用ページにて、購入希望者一覧ページを公開中です。売却サイトをご覧になっている物件所有者様には、
「買う人がいるなら売ってもいいかな?」
くらいの気持ちで見ている方もいらっしゃいます。
もし、そういう方の不動産があなたの希望条件に一致していた場合、本来なら市場に出ないはずの物件情報が手入ります。
希望条件を記入していただければ、個人情報以外の内容を購入希望者一覧ページに掲載することができます、もちろん不要であれば載せません。
また、非公開物件の情報もいち早くご提供いたします、しつこい営業等は一切ございませんのでお気軽にお問い合わせください。
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