2019/11/28更新
いつもお世話になっております、沖縄の中古物件をリノベーションすることでワクワクを増やしたい、株式会社イエカリヤ代表の當間です。
沖縄で中古物件を購入する際、「なにから手を付けていいかわからない」というお声があったので、一般的な中古不動産を購入する時にやることを一覧でまとめました、是非ご活用ください。
欲しい中古物件の場所や種類を決める
ひと言に不動産といっても土地付き戸建て・借地付き戸建て・マンション・アパートなど種類があります。
一概にどれがいいという訳ではなく、メリットデメリットがあるのでご自身の状況によって判断することが大切です。
とはいっても意外と自分の欲しい物件を言語化するのは難しかったりするので、イエカリヤではお客様かるてを作りました。
不動産に対する考え方やライフスタイルを確認するいい機会なのでおススメです。
特に中古物件は新築とは違い築年数の兼ね合いもあるので、考えることが増えてきます。
自分の欲しい不動産、本当にわかっていますか?~お客様カルテ~
また、中古物件を購入する際にリノベーションをするかどうかも決めておいた方が良いですね。
築年数が2~30年の物件は立地がいいことが多く、選択の幅が広がるので「現状の購入なら3,000万円まで。リノベーション込みなら2,000万円までにしよう。」という風に決めておいた方がスムーズです。
中古不動産の相場を知る
ご自身の欲しい物件の想定ができたら次は相場の把握です。
特に2010年以降の沖縄は相場の変化が激しいので探してみたら「思っていたよりも高い」ということが多々あります。
まずは、相場を知るためにポータルサイトを活用しましょう、昔と違って情報がオープンになっているので相場の把握は楽になりました。
沖縄ならグーホームとうちなーらいふを見ていれば、十分だと思います。
ただし、例外的にちゅらさん家にどちらにも載っていない物件があったりするので時間があれば見ても良いと思います。
相場金額次第では先ほどの、欲しい物件の選定を繰り返しすり合わせていきましょう。
不動産の売買は、販売金額以外の諸費用もかかるので注意しましょう。
沖縄で中古不動産を購入する時の目安は?諸費用一覧まとめました
金融機関への事前審査
契約してから銀行へ相談する方が多いですが、事前審査を先にしておくことで不動産会社の反応が変わるので先に済ませておくのがおススメです。
詳しくはコチラ、その他にも良い物件を探す方法を解説しています。
中古物件の内覧
ポータルサイトなどで物件を見ていくと、「ここいいかもな?」と気になる中古不動産がでてくると思いますので、実際に見に行ってみましょう。
いくらインターネットが普及しているとはいえ実際に見てみないとわからないことも多いので内覧は重要です。
営業が煩わしいとは思いますが、できるなら複数の不動産会社に声掛けをして「新着情報があったら連絡ほしい旨」を伝えるといい物件に巡り合える確率が上がります。
インターネットが普及していなかった時代に比べて、お宝物件というのは少なくなってきていますが、それでも売主側からの要望でインターネットに出せない中古不動産というのはあります。
その際、先ほど書いた「銀行の事前審査に通っています」というだけで担当の方の印象に残りやすくなります。
逆に、信頼できる不動産会社がいてあまり他の不動産会社とやり取りをしたくない場合は物件の内覧ツアーなどもおススメです。
実はポータルサイトに載っている物件のほとんどは別の会社からでもご紹介することができます、信用できる会社があるのであれば契約時にトラブルになる可能性が低くなるのでその点もメリットになります。
内覧する時に複数の不動産会社に連絡するのが面倒なら見学ツアーがおススメです
重要事項説明・売買契約
自分にぴったりだと思う物件が見つかったらいよいよ契約です。
売買契約の前に重要事項説明という物件の説明があるので、聞きたい事はこの時に聞きましょう。
大体1~2時間くらいはかかるのでスケジュールは余裕をもって置いた方がいいです。
不動産会社によって違いますが当日は、印鑑証明書・実印・身分証などが必要になりますので事前に必要な持ち物を確認しておきましょう。
不動産にかける火災保険の見積もり
忘れがちなのが火災保険です、銀行から融資を受ける時は、保険の加入をしなければいけないことが多いので前もって当日かけられるように段取りしておきます。
そうでなくても、沖縄は台風が多いので火災保険に入っておくことをおススメします。
「火災保険なのに台風?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、補償内容の中に風災や水災を入れることができるので必須といってもいいです。
特に指定の会社が無ければ不動産会社に相談すると紹介してくれます。
司法書士の見積もり
不動産の所有権の名義を変える「所有権移転登記」と銀行の抵当をつける「抵当権設定登記」が必要になります。
割と大きな金額になるので事前に確認しておきましょう。
こちらも特に指定が無ければ不動産会社が教えてくれます。
残代金決済
ここでようやく購入した物件があなたの物になります。
とはいっても名義が変わった登記簿謄本は1~2週間後に届くので実感がわかないかもしれません。
銀行の書類への署名後、売買金額を入金・登記・火災保険の手続き・仲介会社への手数料の支払いをして、売主様からカギを頂いて終了です。
こちらもおおよそ1~2時間ほどかかります、これでもかというほど自分の名前と住所を書きます。
まとめ
特に自分が欲しい中古物件の選定から内覧・契約までが重要です。
このページは随時更新していきます。