掃除しないといけないとは思ってもなかなか行動に移せないって時ありますよね、最初はこんな風にちょっとダルいから今日は止めておこうという風に甘えてしまって、ズルズルと掃除をせず部屋がどんどん汚くなってくるという方もいらっしゃると思います。 そんな時にふと読み返したくなる本がこちらです。
●机上の空論ではない実績がそこにはある
この手の掃除を推奨する本はいろいろありますが、僕がこの本を好きな理由は実際に掃除に対してこだわりのある会社を実例で出しているからです。 「掃除をしたら幸せが訪れる」といったような本もありますが、体験者の感想などが主観的でいまいち入り込めなかったんです。 それに対して、なぜトイレの蓋をするだけで99%の会社・店は儲かるのか」では実在する会社を例に挙げ、その実績を掃除を徹底することのメリットの根拠としています。 「掃除をしたから幸せになりました」より「儲かっている会社の~は掃除を徹底しています。」の方がとても説得力があります。
●特に好きなエピソード
イエローハットの創業者・鍵山秀三郎氏のお話で、「長年会社付近の掃き掃除を続けていたら、近隣ビルのオーナーがただ同然でビルを売ってくれた」というエピソードです。 本の中では下心を持たずに続けることが大事という風に書かれていますが、やはり掃除をするだけで金銭的なメリットがあるかもしれないと思うとモチベーションは変わってくると思います。
●まとめ
個人でヤル気を出すために読むのはもちろんの事、企業として時間をさいてでも、社員全員に目を通してもらうようにしてもいいくらいよい書籍だと思います。
當間
沖縄の中古不動産市場を活性化させるために日々活動しています。少し変わった物件が好きな、株式会社イエカリヤ代表です。プロフィールはコチラ。